ハンブルグのBSL4施設における針刺し事故について
2018年 01月 31日
地域連絡協議会に久しぶりに提出した質問シリーズの第4弾はドイツのBSL4施設における針刺し事故についてです。 長崎大学は2017年7月にドイツのハンブルグにあるBSL4施設から施設長ギュンター博士を招いて,”BSL4施設は安全だ”キャンペーンと”長崎大学は運営能力のある素晴らしい大学だ”という宣伝活動を行いました。 その一環として,長崎大学は7月16日には朝日新聞に全面広告を掲載し,ギュンター博士と学生との対談を伝えたのです。(この対談はこの広告のためのヤラセ対談であったと断定する証拠はないので,断定しません。) 長崎大学はこのハンブルグにあるBSL4施設をよく引き合いに出します。なぜならハンブルグの施設は街中にあって,市民からの批判が無い,とされているからです。つまり,長崎大学の計画にこの施設の存在は都合良く利用できると思っているのです。 今回の質問状は,本当にそうなのかを確認させていただくためです。 そして,ギュンター博士自身,BSL4施設の危険性をこの対談で率直に学生に語ったのだろうか?という疑問もあったからです。敢えて危険を想像させない”安全キャンペーン”を博士自ら推進していたとすれば,若い学徒を誤解させる,或る意味で犯罪的なこととなります。そうでないことを祈りつつ確認させていただきたかったのです。 | |
2017年7月16日付,朝日新聞全面広告 | |
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by nakamatachi3 | 2018-01-31 10:39 | Comments(0)