基本構想の製本部数を訂正?情報公開請求したからか?
2018年 01月 23日
昨年12月20日に開催された第13回地域連絡協議会の議事要旨案はまだ提示されませんが,このほど,第13回協議会の席上,長崎大学が回答した中身に誤りがあったとして,1月19日付で長崎大学から訂正版が送られてきました。 訂正された回答というのは,以下の事です。 前記事,第13回地域連絡協議会の混乱と来年度予算の閣議決定にも書いたように,第13回協議会では基本構想の製本版が,協議会委員たちを出し抜く形で印刷され,配布されていたことが判明しました。 このことを中立系の委員が質問した際に,大学側は印刷部数について119部と回答していました。今回の郵送による訂正通知は,この119部というのは誤りであり,精査したところ,200部であった,という内容です。 この訂正自体は小さなこと,目くじらを立てるほどの重大な過失とは言えないはずなのですが,なぜか,大学側はすごく神経を使っています。そのニュアンスもお伝えするために,訂正文書をお眼にかけましょう。下記の写しをお読みください。 さて,問題はなぜこのように神経を使ったのか,いやそれよりも,なぜ会議の時に嘘を答えたのかです。119部とはいかにも中途半端な数字。製本発注する時にそのような中途半端な発注をするはずがありません。 議事要旨が出来上がるとわかるのですが,初めに質問した委員からは何度も念を押されているのです。119部はすべて配布済みで残部は無いと断言し,さらに調議長がわざわざこのように付け加えています。 『配布した後,残部がなくなったので,委員の皆様方には配布できず,印刷物として送った』 単なる事務的勘違いでこのような言い方になるはずがないと思うのですが。 『残部があるのになぜ協議会委員に配布しなかったのか!』 と文句を言われることが明らかだからでしょう。ちなみに,委員に知れるとまずい理由は,協議会委員を出し抜いて基本構想の議論が完了したと各方面に報告したことがばれるからです。 この会議の時の調議長の言い訳も,次の会議で「事務的手違いによるもの」というさらなる言い訳がなされるのでしょう。でも,こうしてみてくると本当にいい加減なその場限りの言い訳を長崎大学は繰り返していることに気が付きます。 それではなぜ,急きょ,このような訂正を公けにしたのでしょうか。黙っていれば,119部のまま,真相は隠しておけたはずです。 そのままに放置しておけなかったのは,情報公開請求を行ったからです。一番下の写しをご覧ください。製本に関わる業者との,見積書,納品書,請求書を開示請求したのです。それが1月12日付,訂正文書が1月19日付です。 つまり,長崎大学は協議会の委員に対して,どうしても製本版の存在を知られたくないためにこのような大芝居を打ったわけです。そういう人たちがBSL4施設の住宅密集地への設置を推進しているのです。 | |
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情報公開請求の内容 | |
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by nakamatachi3 | 2018-01-23 17:51 | Comments(0)