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【つぶやき集のいきさつ】
或る熱心な読者の方(当然,反対運動の支援者ですが)から,ツイッターもやったらどうですか,とお誘いを受けました。確かに記事にするほどでもないことで,いろいろ書きたいことがたくさん出てきます。でも発信する手段がないのでそれらは何も書かないままで終わってしまいました。
そこで,戴いた助言をヒントに,つぶやき集のコーナーを設けることにしました。もし良いのがあれば,皆さまのツイッターで拡散して応援して戴ければ,ありがたいです。どうかよろしくお願いいたします。
なお,トップページにあふれたつぶやきは,ここへ移しますので,遡ってご覧いただけます。(2015-11/30)


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New!

20 新記事『公的検査機関による全国的な検体検査の体制強化』が示すことを立ち上げました。全国の中核的公的機関でエボラの検査ができるような体制作りが図られます。大変良いことですが,これまでとつじつまが合わないんですよねえ。とにかく見てください。《2016-02/20》

19 国際的に脅威となる感染症対策の強化に関する基本計画(案)を巡る動きについて,新記事国の基本計画(案)を巡る動きを立ち上げました。2月18日に第5回三者協議会が開催され,そこに国から担当官が招かれ,基本計画案を説明する議題をセットしました。タイミングを失して既成事実化されないように,さみだれ式に公開していきます。
第5回三者協議会は,もう一つ住民を無視する重要な議題を掲げていました。それも改めて批判しなければなりません。誠に残念なことです。《2016-02/19》

18 つぶやき6~10で採り上げた化血研の不祥事,ヒューマンエラーの別の型=確信的逸脱行為というものの存在を鮮やかに証明した不祥事でしたが,なんとこの化血研は,あの薬害エイズの被告企業でもあったのです。今朝のテレビで池上彰さんが伝えていて,筆者も思い出すことができました。長崎大学のBSL4施設を中核とした感染症研究の拠点形成構想(11/18ページ)には,この化血研も入っていることは前にもお伝えしました。恐ろしいことです。《2016-02/16》

17 念のために書いておきますが,BSL4施設をたとえ国が直接に運営しようと,危険性は住民にとって全く同じで,坂本設置反対が変わることはありません。
私たちは安全審査体制を国が作って,第三者委員会で審査するという体制作りをまずやって欲しいと願っています。
長崎大学は,国がこういうプロジェクトとしてお墨付きを与えれば,住民はハハーッとひれ伏すと思っているようですが,ひれ伏すことはありませんから。
別記事でこの件に関する意見と報道をまとめる予定です。しばらくお待ちください。《2016-02/11》

16 この文章では未だ朝日新聞のように言うことはできません。そのように言うためには例えば下記のような文章でなければなりません。
『BSL4施設(高度安全試験施設)を中核とした感染症研究拠点を長崎大学へ設置し必要な支援を行うなどにより、我が国の感染症研究機能の強化を図る。』
文書中の他の部分では,例えば検査機能の強化などについて,『感染研』と特定して明記してあります。長崎大学の場合はそのような特定した書き方になっていません。
確かに,長崎大学は国の意中の候補として第一かもしれません。しかし,未だ朝日記事のように『決定』したと書かれてはいないのです。
朝日新聞は意図的にこのような飛ばしを行ったのか(悪意あり),文章の読解力が無いだけなのか(無能)一体どちらでしょう?《2016-02/11》

15 2月10日は新聞報道で私たち反対住民の間に大激震が走りました。朝日新聞が次のように伝えていたからです。
『エボラウイルスなど危険な病原体を扱える「BSL4施設Jを長崎大に設置するため、政府は、間係省庁や地元自治体などで構成する協議会を発足させることを決めた。』
ところが落ち着いて閣議決定のホームページをよく調べてみると,次のように書いてあるだけでした。
『BSL4施設(高度安全試験施設)を中核とした感染症研究拠点の形成について、長崎大学の検討・調整状況等も踏まえつつ必要な支援を行うなどにより、我が国の感染症研究機能の強化を図る。』《2016-02/11》

14 根拠資料6:感染症法と関連する厚生労働省令をアップしました。病院で一種病原体等を所持できる期間が定められています。同時に,施設に関する省令規程が孕む問題点を指摘しました。誤り等があればご指摘ください。《2016-02/07》

13 作成中としていた『BSL4施設がなければ治療や退院もできないのか?』の記事が完成しました。これは第1弾です。《2016-02/04》

12 新年になって初めての記事を,⑤根拠資料5としてアップしました。感染症法をマスターしましょうです。『感染症法』という”脅し”で適当なことを言われても正しい判断ができるよう,がんばりましょう。かなりややこしいのは確かです。《2016-02/02》

11 中央官庁へ直訴状(2015-11/16付け)を提出していましたが,このほど,文部科学省から返信がありました!返信の内容はこちらをご覧ください。
少なくとも今後は『地元にそのような意見があること』を踏まえて戴けることが判明しました。当然ながら,『地元のそのような意見』=『坂本キャンパス設置に絶対反対する』ということです。《2015-12/21》

10 つぶやき第7号を承けて,根拠資料:ヒューマンエラーの記事を更新しました。人間のミスにはうっかり系とプレッシャーから来る責任回避のための確信的逸脱行為があるという考察です。ぜひご覧ください。《2015-12/10》

9 従って,例えばウイルスの変異や新しいウイルスの発見による研究内容の変更を懸念する声に対しての定番の回答(例えば有識者会議における説明資料page22),『長崎大学としては、・・・厳格な学内手続を経るとともに、地域住民に情報を公開し、理解を得ながら進めることとしています』などをそのまま受け取って,安心してはならないのです。いったん施設ができたら,市民の監視など何の役にも立たないことをしっかり頭に入れておきましょう。長崎大学が上から目線で住民の信頼を蔑ろにしてきたツケはこういう所で払うことになります。長崎大学がいつの日か,化血研不祥事の第三者委員会報告書に書かれた指摘を受けないとも限らないのです。
ところで,化血研には長崎出張所というのがあって,その所在地は長崎市扇町です。ひょっとしたら想像以上に両者は緊密な間柄なのでしょうか?(この項終わり)《2015-12/10》

8 ところでこの化血研ですが,なぜここに詳しく書くかというと,長崎大学とも深い関連があるからなのです。たとえば共同で進めているBSL4プロジェクトはすぐに発見できます。
 BSL4施設設置計画の説明資料
 文部科学省委託プロジェクト
7に書いたように,学術研究といえども市民は研究者や研究組織に対しては性悪説で対峙しなければなりません。STAP細胞を巡る理研の不祥事は未だに記憶に新しい騒動ですし,研究者の功名心や競争意識,国立大学も例外でない研究組織の生き残り競争,コスト削減の圧力,など学術研究分野にも厳しいプレッシャが襲い掛かるのです。万一の事故はそのような強迫観念から起こることも多いのです。つい最近のマンション基礎打ちデータ改ざん事件などもこの流れで起こった不祥事と言えます。(9に続く)《2015-12/10》

7 この第三者委員会報告書は高く評価できるものであり,末尾の総評には数々の名言が書かれています。これらはいずれも組織における不法行為を根絶することがいかに困難かを物語るものでもあります。ヒューマンエラーの隠れた原因となるので,根拠資料1:ヒューマンエラーについての記事に書き加えることにしました。
◎本委員会が本件不整合や隠ぺいの調査を通じて問題の根幹として感じたのは、化血研における「研究者のおごり」「違法行為による呪縛」である。
◎自分たちは血漿分画製剤の専門家であり、当局よりも血漿分画製剤のことを良く知っている。」、「製造方法を改善しているのだから、当局を少々ごまかしても、大きな問題はない。」という「研究者としてのおごり」が本件不整合や隠ぺいの原因となった。
一度開始された不整合や隠ぺい工作を当局に知られることなく中止することは極めて困難であり、化血研の役職員は、先人達が始めた不整合や隠ぺいを当局に報告する勇気もなく、それらを改善する方策も見つからず、先人達の違法行為に呪縛されて、自らも違法行為を行うという悪循環に陥っていた。
◎違法行為が発覚することによる化血研の経営への影響や先人達との人間関係を考えれば、当局に違法行為を報告することを躊躇する心情が生ずることは想像に難くない。
(8に続く)《2015-12/10》

化学及血清療法研究所(現在,化血研というのが正式名称と思われます)というのがあります。この組織は一般財団法人ということですが,最近,いくつかの長期間に亘る不正行為を行ってきたことが明らかになって,批判的ニュースが流れています。例えば次をご覧ください。
血液製剤を不正製造、記録も偽装 化血研、20年以上
血液製剤やワクチンを製造する「化学及血清療法研究所」(化血研・熊本市)が、20年以上前から国に承認された内容と異なる方法で血液製剤をつくっていたことが明らかになり、厚生労働省は処分を検討している。化血研は発覚を免れるため、製造記録の偽造もしていた。 化血研は原因調査などをする第三者委員会を設置しており、近く報告書をまとめる。厚労省は報告書をみたうえで、処分を決める。
第三者委員会報告はこちらにあります。(7に続く)《2015-12/10》

5 銭座町連合自治会で,これまで13自治会が共同で反対声明を出しておられましたが,このたび2自治会が新たに反対声明に加わり,銭座町連合自治会で反対声明を出したのは15自治会となりました!その他の5自治会と併せて,BSL4施設設置に反対する自治会は全部で20自治会を数えることとなりました。銭座町連合傘下の自治会は全部で21自治会ということですので,反対自治会の数はすでに71%を超えています。(詳細は②. 銭座校区13自治会が反対の合同声明文発表)《2015-12/08》

4 長崎県大村市には長崎県の施設である「大村ハイテクパーク」があります。そしてその中にはBSL3施設もあるのです。
長崎大学の感染症研究拠点構想は,この大村ハイテクパークのBSL3施設をコアにした構想に変更したらいかがですか?
その場合,さらに熱帯医学研究所もそこに移転して一大拠点を作る構想を提案します。
大村ハイテクパーク内であれば住宅密集地ではないし,可能な範囲で造成地拡大を行うこともできるでしょう。そうすれば少なくとも浦上地区住民の反対はなくなるでしょう。(ただし,大村市民の十分な理解が得られることが大前提です。)
白紙撤回の会としてはアフリカ現地で,国際協力の下で研究を進めるべきだと思いますが,片峰学長がどうしても拠点構想をお捨てにならない限りは,浦上地区は建設不可能ですので,現実的には大村ハイテクパークへの変更しか考えられないでしょう。
研究者が感染事故を起こしたらどうする,ですって?そうそう,それが医学部病院が近い坂本キャンパスに固執しておられる大きな理由の一つでしたね。
そう言う場合のために,ハイテクパークの中にも一種指定医療病床と同等の病床を作っておくのが常識というものです。《2015-12/01》
誤解の無いよう,念のため繰り返し書いておきますが,白紙撤回を求める会としては大村ハイテクパークにBSL4施設を建設するとしても建設反対に変わりはありません。理由はブログ全体に書いていますが,特に③-2BSL4施設の必要性の意味をご覧ください。あくまでも住宅密集地を避けるために大学への計画変更のヒントを差し上げただけに過ぎません。《2015-12/08》

3 長崎大学と長崎市と長崎県の三者が締結した基本協定【感染症研究拠点整備に関する基本協定(写)(平成27年6月17日)】というものがあります。協定によると,世界に貢献できる研究拠点が構想されています。ところが,長崎大学自らが公言されるように,感染症研究は感染症研究者だけでやれるものではありません。
あの狭い坂本キャンパスで,医学部や医歯薬総合研究科を抱えながら,世界に貢献できる研究拠点が果たしてできるものでしょうか?面積的に言ってもなんとも貧弱なものしか出来上がらないでしょう。どうせ作るなら,神戸医療産業都市構想のような雄大な構想を描いてほしいものです。
他の分野の研究者は遠くの町にいても,通信手段が発達しているので支障はないのでしょうか?それならば研究拠点自体も坂本キャンパスにある必要はないではありませんか。でも面積的にも広い場所があるでしょうか?それがあるのです。次にそれを考えてみます。(4に続く)《2015-12/01》

2 もし坂本キャンパスにBSL4施設が設置されたら,平穏な浦上地区は,テロに対する物々しい警戒で,常にピリピリする状態になるでしょうね。
そんな覚悟はしたくありませんよ。設置推進グループの皆さまへ。《2015-11/30》

【記念すべき第1号】
WHOの2006年版マニュアルを発見しました。これには国立感染研翻訳の日本語版もあります。WHOの原点文書類に追加しておきます。
この文書の序文にいきなり次の文言があります。
『2003~2004年のシンガポール、台北、北京における実験室内SARS-CoV感染が経済にもたらした影響や科学的関心は・・・』
つまり,未だ記憶にはっきりと残っているあの脅威のSARSは,実は実験室感染から始まったもののようです。我が国では当時このように報道されたでしょうか?筆者には記憶がありません。(報道されたのなら訂正します。)《2015-11/30》

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=======記事はここまで=======

by nakamatachi3 | 2015-11-30 00:51 | Comments(0)

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