坂本設置反対表明の専用ハガキ

 お願い:下記のような専用ハガキによって市民の方々(市内外,県内外をとわず)から坂本設置への反対意思を届けて戴くこととしました。
 個人情報を守るため私書箱を用意しましたので,ぜひ率直な反対意思をお届けください。皆様から戴いたハガキを積み重ね,坂本設置への反対の数として長崎大学や長崎県や長崎市にお届けします。きっと大きな力になることでしょう。皆様のご支援をどうかよろしくお願いいたします。

宛名面(不完全)私製ハガキ用
(100円ショップに可愛いカードがあります)
a0339940_22222569.jpg

坂本設置反対の文面
a0339940_22212521.jpg

宛名面(不完全)官製はがき用
a0339940_22245315.jpg


坂本設置反対の文面(私製と同じ文面)
(官製の場合は当然切手は不要です。)
a0339940_22212521.jpg

 専用ハガキの入手方法:坂本設置への反対をお届けいただける方は以下のいずれかの方法でこの専用ハガキを入手してください。

 (1) 当ブログのメールアドレス nakamatachi3@excite.co.jp 宛に
   メールでこの専用ハガキを枚数と共にご請求ください。宛名面を完成
   した専用ハガキをご指定の住所へ郵送いたします。
   なお,皆様のご近所や知人等にもこの専用ハガキを配布して戴けな
   いでしょうか?
   ご協力いただける場合は,その必要枚数も一緒にお知らせください。
 (2) この専用ハガキをお手元で作る方法
   1. ワードをハガキの大きさに用紙設定する
    (幅100mm,高さ148mm,余白はすべて0mm)
   2. この画像をクリックして大きなサイズにする
   3. 大きくした画像を右クリックして「画像をコピー」を選択
   4. ワードのページ上で右クリックして「貼り付けオプション」を選択
   5. 画像が適切でなかったら,拡大縮小してページ内に収める
   6. あとは年賀状の印刷と同じ
   7. 注意
   ・宛名面は手書きでも印刷でも可。
   ・宛名面の印刷では,カードか官製はがきを選択してください。
   ・私書箱の番号をお問い合わせください。折り返し,お知らせします。26号です。
 (3) 世の中は意外と狭いもの。あなたの知人がこの専用ハガキを
    あなたに届けて下さるかもしれません。その時はあなたもぜひ
    そのハガキで反対のお気持をお寄せください。

 【ご注意】: もしあなたの自治会で住民の意見調査が行われることになった場合,反対表明が重複するかもしれません。以下の通りお願いします。
  ・自治会主催のアンケート調査に対してはそちらにもぜひお答えください
  ・このようなハガキ調査に対しては,投函は一度だけで結構です

 結果の利用方法:ハガキは個人情報を秘して集計し,統計数のみ公表します。署名と異なり,個人情報はいかなる場合でも開示しません(管理イメージの見本をご覧ください。)ハガキをお寄せ下さった方はこのことに同意したものとさせていただきます。

管理のイメージ(公表は統計数字のみです)

ご意見の公表はタイプ打ち直し
a0339940_11431487.jpg

個人情報を秘し通し番号で管理
a0339940_16263668.jpg


ハガキによる市民の反対の声に戻る
住民の意見調査結果と住民への呼びかけに戻る
トップページに戻る






========記事ここまで========

[PR]

by nakamatachi3 | 2016-04-26 12:10 | ・住民の意見調査 | Comments(0)




1.お寄せいただいたハガキの報告
最新の数字はこちらをご覧ください。

2.経緯

 私たちは坂本キャンパス近隣の各自治会で住民の意見調査を行うよう,それぞれの自治会長にお願いしていますが,自治会として調査実施に踏み切ってくださるところはなかなか増えて行きません。また調査実施してもその公表をためらう自治会も存在します。
 その原因はわかっていますが,ここでは触れません。近いうちに発表できると思います。

 そういう自治会の住民の方には坂本設置に対するご意見をお聞きする機会がありませんし,住民の方からすればご自分の意見を表明する機会がないということになります。
 さらには,坂本キャンパスから離れた地域にお住いの住民の方々に対しても,BSL4施設を住宅密集地に建設する異常さをわかって戴き,ご意見をお聞きし,そして集約するというような余力は私たちにはありません。
 
 私たちはそのような方々に対し専用ハガキを用いて(ここをご覧ください),ご意見をお聞きし,それらを集約する方法に思い至りました。
 自分の家の庭のような所に突然超危険ウイルスが棲息を始めるというような異常さは,距離が離れるとなかなか実感できないものです。このハガキをきっかけに,坂本キャンパス周辺だけではなく,広範囲の方々がその異常さを自分の問題として考えるようになって戴きたいと願うものです。

【お知らせ】:以下のことにこれまで気が付かなかったのは迂闊でした。うまく利用して,切手代を節約なさっててください。これまでお送りくださった方,どうもすみません。ご容赦ください。
1.一つの封筒の中に複数枚のハガキをまとめてお送りくださっても結構です!ご家族やご近所の皆様方でまとめると切手代が節約できます。
2.1枚のハガキにご家族をまとめて書いていただいても結構です。それぞれの方の意思表示も正式にカウントします。

3.ハガキ例(420通目)

a0339940_185431.jpg


 【注】: このハガキ調査の初期には,試行期間として次の三択式のハガキを配布しておりました。私たち反対住民の個人的なコネクションで,試行的な調査を兼ねていたためです。

  A:BSL4施設を住宅密集地に造ってはいけない
  B:BSL4施設は住宅密集地であっても造るべきだ
  C:まだ判断できない,わからない,その他

 現在までに,Aが255通(反対数の内数),Bが1通,Cが13通寄せられています。

 なお,私書箱は実質的に3月の初め頃設置できましたが,ハガキの配布は反自連住民の個人的な知人から少しずつ始めたので,回収が始まったのは3月半ばごろからです。
 これまでは試行期間でしたが,本格的に開始する予定です。


専用ハガキであなたの坂本設置反対をお届け下さいに飛ぶ
住民の意見調査結果と住民への呼びかけに戻る
トップページに戻る






========記事ここまで========

[PR]

by nakamatachi3 | 2016-04-26 12:02 | ・住民の意見調査 | Comments(0)


 1.BSL4設置構想の動機とは?

 長崎大学が,というより責任の在り処を明確にする意味で片峰学長のお名前を特定しておきますが,BSL4施設を住宅密集地に建設しようなどと言う無謀な構想を抱かれた真の動機というものを見極めておかねばなりません。それによって,大学とか研究とか科学とか学問とかいうものの実態が,一般の人が抱くイメージ(多くは性善説)とはかけ離れた場合があることを知ることができます。

 大学のHPなどにおける公式メッセージからでは隠された真の動機は計り知ることはできません。なぜならば,そこに書かれたものは動機というよりも,その構想が持つ社会的な意味づけ,もしくは目的を公表したに過ぎない場合があるからです。

 その本音が露わになるのは内輪での資料です。本記事では入手できた2つの資料を基に,それを分析することによって,隠された真の動機を推察します。

 2.第12回科学コミュニケーション研究会において露呈したホンネ

 科学コミュニケーション研究会というものがあります。まだ学会としての体裁が整えられてはいない段階のようですが,
『科学コミュニケーションに関する研究を通じて、日本における科学コミュニケーションの発展に寄与することを目的として・・・』
と書かれています。

 本記事ではこれについては深入りしません。(私個人としては,もし『科学の専門家⇒科学をあまり知らない市民』という図式の伝道方法の研究が目的なのであれば,リスクコミュニケーションという分野も含め,市民には有害だと思っています。なぜなら,伝える方は専門家として科学的意義を熟知していると自負しているため,コミュニケーションとは科学的意義を知らない市民側に考えを変えるよう説得することを意味しているからです。
 そこからのほぼ必然的な帰結として,コミュニケーションとは名ばかりの,自分たちは考え方を変える必要を認めないパターナリズムに陥ってしまうのです。)

 この記事で採り上げるのは,この研究会の年次大会の記録です。下記にリンクがあります。

 科学全般第12回科学コミュニケーション研究会 年次大会のご案内

 この年次大会の中で,BSL4施設推進の実質的責任者である学長特別補佐の調(しらべ)さんが招待講演を行っておられます。タイトルは,

 「長崎大学のBSL4設置、この5年間の経緯と最近の展開-住民の合意とは何か-」

です。ご講演の詳細はわかりませんが,「概要」で,背景と経緯が書かれており,それによって中身を推測することができます。

 その一番目に次のようにあります。

 1)国立大学は第3期中期計画を目前して強味の強化、弱みの縮小や改革を迫られており、本学は熱帯医学、感染症と放射線災害、放射線後障害に強味

 ここで,BSL4設置構想の動機,目的に関する項目が,これだけしかないことに注目したいと思います(ご確認ください)。ここに,BSL4設置の動機・目的が正直に記されています。すなわち,次のような理屈のつながりになっています。

 (1) 国立大学は強みの強化、弱みの縮小や改革を迫られている⇒
 (2) 本学は熱帯医学、感染症と放射線災害、放射線後障害に強味がある⇒
 (3) それを活かすことが大学の発展につながる⇒
 (4) BSL4設置が大学強化の目玉になる

 (3)と(4)は理屈の流れを補ったものですが,この部分に長崎大学のホンネが顕われています。この研究会は,招待講演を企画してくれるほどの長崎大学の構想に好意的な会議です。従って,どちらかというと内輪の話という気安さがあったのでしょう。調さんにとっては取ってつけたような社会的な意義よりも,ついホンネの動機を語ってしまったということです。

 言い換えると,調さんは次のように書かなかったこと(発想が無かったこと)が露わになったのです。

 「エボラのような感染症克服が国家の願い,世界の願い,市民の安心,それらを実現するためにBSL4施設を設置したい。しかし,住民にはその必要性と大学の高邁な理想(大志)がなかなかわかってもらえない」

 このような姿勢で伝道方法を研究するというのならわかりますが,明らかにそうではなかったのです。せめて学長が仰る,「国家の危機管理上,由々しき問題」ぐらいの発想はなかったのでしょうか。(もしこのような大志を実現したいのなら,住民との安全距離を確保した場所探しから再出発ですよ。片峰学長はそうなればまたゼロからのやり直しになるからいやだと仰いましたが,大志の実現には遅すぎるという事はありません!ただし,適地がそう簡単に見つかるとは限りませんが・・・)

 このことによって,長崎大学のBSL4施設設置構想は決して長崎市民や国民のためだったのではなく,長崎大学発展の目玉にするためであったと推測できるのです。
 この推測はもう一つの資料からも補強できます。それを次に示します。

 その前に誤解を解いておかねばなりません。この背景と経緯の続く4番目に,

 4)平成27年5月近隣3自治会が反対表明(後に1自治会は脱落)

 があります。この脱落(自治会)とは,ある自治会が他の反対自治会のようには,特別の反対行動をしなかったこと(反対表明だけ)を指しているのですが,これは初めからの予定の行動であり,未だに反対自治会の数の中に入っています。そして,反対自治会の数にカウントしていることに対して私たちが抗議を受けたことも全くありません。従って,「脱落」という表現は正しくありません。(住民の意見調査結果と住民への呼びかけ参照。)

 3.長崎大学の中期目標

 上述の推測は,また別の資料で補強できます。その資料とは

 長崎大学中期目標

です。5/19ページの【7】から研究に関する記述が始まりますが,とにかく,日本をリードする,世界をリードする,世界トップレベル,などの『世界』のオンパレードです。
 そしてそこには論文数やランキングを向上させるための数値目標が並び,研究者たちを競争へと駆り立てています。

 特に【8】の感染症に関する記述を見てみましょう。

 中期目標:【8】「世界をリードする感染症研究拠点の形成」を図ることにより世界トップレベルの教育研究拠点を構築する。

 中期計画:【8-1】国,国内研究機関及び地域との緊密な連携を通して,「高度安全実験(BSL-4)施設(仮称)」を中核とした感染症研究拠点の形成に向けた検討を行うとともに,新興感染症等の学術研究や,感染症制圧に貢献できる人材育成を担う世界トップレベルの教育研究拠点機能の充実を図る。

 以上のようにしか書かれていないのです。つまり,片峰学長の仰る,『国家の危機管理上,由々しき問題だから』,『感染症研究が世界に後れをとり,由々しき問題だから』,のような理由はどこにも見当たりません。また,『長崎市民をエボラの感染症から守るために』などの理由もどこにも見当たりません。ただ,世界をリードする感染症研究拠点を目指すこと,しかないのです。そしてそれは,中期目標全体を貫く目標,『大学の発展のため』なのです。

 念のために書いておきます。長崎市民にとって,長崎大学が発展することは大いに歓迎することです。何より,子弟の憧れの大学になって欲しいと,市民ならだれでも願うことです。またそのためには公正ながらも激しい競争にも勝ち抜かねばならないことも市民はよく知っています。
 しかし,それもこれも市民の安全を犠牲にしたものであっては本末転倒です。長崎大学がそのような考えに囚われてしまっては,甘ったれ,ゴーマンすぎるというほかは無く,本当に由々しき問題です。

 4.結論

 以上見てきたように,長崎大学のBSL4施設設置構想の真の動機は,長崎大学の発展のためであった(膨大な予算と他大学にない特殊な研究設備が得られる)という推測が可能です。(ただし,これを覆す資料があって,それを示して戴けるならば,この記事の趣旨は撤回し,深くお詫びいたします。)

 大学はすさまじい大学間の競争を生き延びて行かなければならない境遇に放り込まれています。従って,純粋な真実追求という側面ばかりではなく,いかに他大学よりも多く予算を獲得するか,いかに他大学にない研究設備を獲得するが,血眼になっているのです。
 片峰学長はそのような中で,素晴らしい指導力を発揮して長崎大学を世界レベルの大学にしようと必死に頑張っておられるわけです。ですから,市民としてはできる限りの支援をしたいと思います。しかしながら,問題は必死に頑張るその中身です。それが市民の安全を犠牲にしなければならないようなものであれば,市民にとってははなはだ迷惑なことと言わざるを得ません。一発逆転のようなものを狙わないで,ぜひ市民全員の支援を受けられるようなことで世界レベルを目指して頑張って戴きたいのです。例えば,結核撲滅プロジェクト,などいかがですか?

 もちろん,この記事の結論は推測でしかありませんが,なんてったって安全を脅かされる市民にとっては寝耳に水の迷惑な話でしかないのですから,動機自体の正当性は本質的に重要なものです。長崎大学はこの点に関して明確な釈明を行う必要があります。
 さもなくばせめて住宅密集地である坂本キャンパスへの設置をあきらめ,安全な距離を確保できる適地への計画変更を切にお願いする次第です。


長崎大学の主張に対する批判に戻る
トップページに戻る






========記事ここまで========

[PR]

by nakamatachi3 | 2016-04-22 23:56 | ・長崎大学の主張への批判 | Comments(0)

 バイオ事故の実例収集については,実例は方々にあるものの,丹念に記録していくことが疎かになっていました。また集積を再開します。

12.バイオ関連事故例12:あのSARSは実験室内感染から広がった(2016-04/10 New!)

 私たちの記憶にもまだはっきりと残っていると思いますが,SARSの大流行で,私たちは震え上がりました。記録を見ると2003年~2004年にかけてのことでした。
 これがなんと実験室感染だったのです,という衝撃の事実をつぶやき集の記念すべき第一号としてつぶやいたのでした。この事件を改めて,この事故例に加えておきます。このエビデンス(証拠書類)はWHOの2006年版マニュアルです。これには感染研翻訳の日本語版国立感染研翻訳の日本語版もあります。

 これらのマニュアルには,冒頭序文で『2003~2004年のシンガポール、台北、北京における実験室内SARS-CoV感染が経済にもたらした影響や科学的関心は・・・』
と書かれており,
 『関係する科学界や国の規制当局による見直しをも促進したという点が重要である。』
と続いています。2006年のこのWHO指針はこのSARSの実験室内感染事故を受けて,これまでの欠点をさらに改善する方向でまとめられたものと言えます。
 つぶやき集ではここまでの紹介にとどめておきました。

 ここではこの事件について別の観点を指摘しておきます。この事件から汲み取るべき教訓とは,

 『マニュアルとか指針とかには,このような大きな事故や事件が起こった後,ようやく対策が盛り込まれていく』

という点です。2003年~2004年のSARSの事件にはこうして対策が取られましたが,この反省の重点は人間対策だと思われます。なぜなら,このSARS事件の原因は研究者自身に問題があったからです。

 では,2006年の指針で,ヒューマンファクターに関する対策が強化されたとして,果たしてこれで完全になったのでしょうか?とてもそうとは思えません。さらに想定内,想定外の事件・事故が起きないとは誰にも言えないのです。日本語マニュアルの4ページ,緒言の部分に,下記の記述があります。

 実験施設バイオセキュリティに関しては、未解決の問題がまだ数多く残されている。また、一般の人々、科学者、実験室管理者、行政担当者、国家当局、および国際社会に対し、感染性物質の保有および取扱いに伴うバイオリスクを予防、管理、制御、最小化するための適切な方策が執られていると安心させるためには、まだ多くのことを実施する必要がある。本文書で述べているバイオリスクマネジメント手法は、バイオセーフティと実験施設バイオセキュリティを包括するもので、上記の疑問を解明するためのステップを示すものである

 要するに実験室バイオセキュリティも未だ試行錯誤の段階というべきなのです。もし坂本キャンパスにBSL4施設が設置されるとしたら,坂本キャンパスではエボラの動物実験ばかりではなく,BSL4施設運営に関しての壮大な試行錯誤の実験が行われることになるでしょう。

 事故や事件のリスクを限りなくゼロにできると豪語する片峰学長は,よほど優れたお人なんでしょう。しかし,片峰学長が去られた後の人間は普通の人間である可能性が高いのです。そういう人の責任までどうやって保証できるのですか?

主張・理念と声明に戻る
根拠資料2:バイオ関連事故例(更新2015-02/12)に戻る
根拠資料集に戻る
トップページに戻る







========記事はここまで=======

[PR]

by nakamatachi3 | 2016-04-10 23:16 | ・根拠資料集 | Comments(0)

 バイオ事故の実例収集については,実例は方々にあるものの,丹念に記録していくことが疎かになっていました。また集積を再開します。

11.バイオ関連事故例11:バーミンガム天然痘死亡事件(1978年9月)(2016-04/09 New!)

 この事件が起きた1978年頃の時期はいわゆるバイオセイフティレベルという概念が生まれる前の時代であったろうと思います。少なくともBSL4施設というものは存在せず,したがってBSL4施設そのものの責任ではありません。しかし,どうしてBSL4施設のようなものが必要になったかという意味で重大な意味を持っています。バイオ動物実験施設というものが持つ本来の危険性をあらためて実感させられます。
 記録として,ウィキペディアを載せておきます。『ジャネットパーカー事件』。またこちらもご覧ください。(天然痘

『ジャネットパーカー事件』の冒頭には次のように書かれています。

ジャネット・パーカー(Janet Parker、1938年3月[1] - 1978年9月11日)は、イギリスの大学職員。天然痘の感染による世界最後の死者となった。パーカーはバーミンガム大学メディカル・スクールの解剖学講座で働いていた際に、微生物学講座研究室から漏洩した天然痘ウイルスに感染し死亡した。このバイオハザードは研究機関の安全性と検査の有効性を見直すきっかけとなった。微生物学講座の責任者であるヘンリー・ベドスン教授はパーカーの死の直前に自殺した。

 微生物学の研究室では天然痘ウイルスを用いた実験がおこなわれており,ジャネットさんが感染した解剖学の研究室はワンフロア上だったのです。1978年といえばすでに自然感染が世界中で収まり,WHOが世界中の研究室に天然痘ウイルスの廃棄を呼び掛けていた時期です。
 WHOは1980年に天然痘撲滅宣言を出すのですが,そのちょっと前にはこうした駆け込みの研究がおこなわれていたのです。言うまでもなく,研究者が名誉欲,業績欲に目が眩んだ結果ですが,研究という職業にも単純に性善説で臨むことの危険性を知らせてくれます(STAP細胞を巡る騒動もその一つです)。(ウィキペディアの記述をお読みください)。

 ここで注目すべきなのはウイルス実験室と感染者のいた場所の階が異なるという点です。そのような場所にまでウイルスが侵入していったのです。原因は空調設備の不具合だったと調査結果は伝えています。
 この研究室は実は当時の基準にはるかに及ばない杜撰なものだったようです。それにしても,いくら杜撰だからといっても,想定そのものが極めて不十分だったのでしょう。

 問題は,ここからです。この事故によって,WHOを初め,各研究機関,研究者は,排気の潜在的な危険性を改めて認識したことでしょう。その結果,『排気は施設内で循環使用してはならない』という原則が確立したものと思われます。

 そうなると,循環使用してはならない(潜在的に危険な)排気は外部へ放出するほかは無くなります。するといったいどういう事になるでしょう?人間や媒介する(かも知れない)生き物のそばに放出してはいけないのは自明の理というものです。
 ではどのくらい距離が離れていれば安全か,というのはわかりません。取り扱うウイルスにより異なるでしょう。しかし,最悪の場合を想定しなければならないのは当然の事であり,これを国の基準としてしっかりと定める必要があるのです。当然,住宅密集地であってはいけないはずで,実際,立地条件に関するWHO勧告を巡る議論で検討したように,WHOの指針はそのようになっているのです。実はWHOの指針の中に,BSL4施設の立地は住居エリアから離れているべきであるという別の証拠を見つけたので,近々に発表する予定です。

 以上まとめると,排気というものは本質的に危険を孕んでおり,そういうものを住宅密集地に放出するなどもってのほか,正気の沙汰ではない,ということです。そういうものを住宅密集地に放出するとなると(平気で,というしかありません),その大学は『公害まき散らし大学』の汚名を着なければなりません。そして,もはや大学と名乗ることも(恥ずかしくて)できないはずです。

 最後に余計なことを書いておきます。このバーミンガム事件のことは松本清張の小説『赤い氷河期』を読んで初めて知りました。この小説はちっとも面白くなくて退屈しながら読んでいたのですが,後半1/4ぐらいの所にこの事件のことが出てきます。
 この小説ではエイズのことが主題であり,虚構と史実が織り交ざっているので,もしやと思い調べた結果,史実だと知ったというわけです。(バーミンガムではその後もいろんな事件が勃発したので,現在「バーミンガム事件」といっても,この天然痘感染死亡事件を指すわけではないようです。)

主張・理念と声明に戻る
根拠資料2:バイオ関連事故例(更新2015-02/12)に戻る
根拠資料集に戻る
トップページに戻る







========記事はここまで=======

[PR]

by nakamatachi3 | 2016-04-09 15:29 | ・根拠資料集 | Comments(0)



住民意見調査実施時に,コメント欄に書かれた住民の生の叫びを,要求書本体の付録として学長に手渡しました。学長にはぜひ胸で,心で,感じ取って戴きたいものです。
なお,あまり強い調子のものは,編集の際に採用しなかったり調子を弱める修正を行いました。意見調査は今後は独自調査も併せて実施していきます。

a0339940_20245591.jpg
クリックすれば大きくなります。

a0339940_20245811.jpg


a0339940_2025193.jpg


坂本設置計画の即時中止要求書を手渡す行動の記録に戻る
トップページに戻る







========記事ここまで========

[PR]

by nakamatachi3 | 2016-04-02 20:52 | ・長崎大学の主張への批判 | Comments(0)



a0339940_14531652.jpg


a0339940_14563525.jpg


a0339940_14582976.jpg


a0339940_1458285.jpg



坂本設置計画の即時中止要求書を手渡す行動の記録に戻る
トップページに戻る






========記事ここまで========

[PR]

by nakamatachi3 | 2016-04-01 15:40 | Comments(0)






 1.片峰学長に手渡した書類

 A. 片峰学長に手渡した要求書 2016-04/01 New!
  この文書が要求書本体です。住民の率直な要求事項を連ねました。

 B.片峰学長の心に届け!反対住民の生の声! 2016-04/02 New!
  要求書本体の付録です。いろんなアンケートにおいて吐露された住民の切なる気持を生の言葉で学長にお伝えしたいと思いました。
どうか片峰学長の心に届きますように!
<(_ _)>


 2.当日の記録

   作成中

 3.会見までの経緯

   作成中

 4.報道の記録

   作成中

長崎大学関連文書に戻る
トップページに戻る






========記事ここまで========

[PR]

by nakamatachi3 | 2016-04-01 15:39 | Comments(0)