トップページをすっきりさせるために,ここに移しました。

本ブログの自己検証を行いましたが,反省点がありました。例えば「地上げ屋のごとき論理」などの不必要なネガティブ表現は,当ブログの品位を自ら貶めるであろうことに気が付きましたので,全記事を対象に見直しました。
その結果,長崎大学が住民の意思を無視した予算要求を行う前の記事では訂正個所はありませんでした。
しかしそれ以降のいくつかの記事に不必要なネガティブ表現がありましたので修正しました。
なお,”嘘”という表現については,”意識的に虚偽の情報を流すこと”は”嘘”と表現して差し支えないと判断しますので,原則としてそのままです。
”意識的”かどうかは,もし無意識やうっかり系の虚偽の情報であるとすれば,専門家・科学者集団の体を為さないであろう,ということで判断します。

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by nakamatachi3 | 2015-11-30 22:53 | Comments(0)

【つぶやき集のいきさつ】
或る熱心な読者の方(当然,反対運動の支援者ですが)から,ツイッターもやったらどうですか,とお誘いを受けました。確かに記事にするほどでもないことで,いろいろ書きたいことがたくさん出てきます。でも発信する手段がないのでそれらは何も書かないままで終わってしまいました。
そこで,戴いた助言をヒントに,つぶやき集のコーナーを設けることにしました。もし良いのがあれば,皆さまのツイッターで拡散して応援して戴ければ,ありがたいです。どうかよろしくお願いいたします。
なお,トップページにあふれたつぶやきは,ここへ移しますので,遡ってご覧いただけます。(2015-11/30)


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New!

20 新記事『公的検査機関による全国的な検体検査の体制強化』が示すことを立ち上げました。全国の中核的公的機関でエボラの検査ができるような体制作りが図られます。大変良いことですが,これまでとつじつまが合わないんですよねえ。とにかく見てください。《2016-02/20》

19 国際的に脅威となる感染症対策の強化に関する基本計画(案)を巡る動きについて,新記事国の基本計画(案)を巡る動きを立ち上げました。2月18日に第5回三者協議会が開催され,そこに国から担当官が招かれ,基本計画案を説明する議題をセットしました。タイミングを失して既成事実化されないように,さみだれ式に公開していきます。
第5回三者協議会は,もう一つ住民を無視する重要な議題を掲げていました。それも改めて批判しなければなりません。誠に残念なことです。《2016-02/19》

18 つぶやき6~10で採り上げた化血研の不祥事,ヒューマンエラーの別の型=確信的逸脱行為というものの存在を鮮やかに証明した不祥事でしたが,なんとこの化血研は,あの薬害エイズの被告企業でもあったのです。今朝のテレビで池上彰さんが伝えていて,筆者も思い出すことができました。長崎大学のBSL4施設を中核とした感染症研究の拠点形成構想(11/18ページ)には,この化血研も入っていることは前にもお伝えしました。恐ろしいことです。《2016-02/16》

17 念のために書いておきますが,BSL4施設をたとえ国が直接に運営しようと,危険性は住民にとって全く同じで,坂本設置反対が変わることはありません。
私たちは安全審査体制を国が作って,第三者委員会で審査するという体制作りをまずやって欲しいと願っています。
長崎大学は,国がこういうプロジェクトとしてお墨付きを与えれば,住民はハハーッとひれ伏すと思っているようですが,ひれ伏すことはありませんから。
別記事でこの件に関する意見と報道をまとめる予定です。しばらくお待ちください。《2016-02/11》

16 この文章では未だ朝日新聞のように言うことはできません。そのように言うためには例えば下記のような文章でなければなりません。
『BSL4施設(高度安全試験施設)を中核とした感染症研究拠点を長崎大学へ設置し必要な支援を行うなどにより、我が国の感染症研究機能の強化を図る。』
文書中の他の部分では,例えば検査機能の強化などについて,『感染研』と特定して明記してあります。長崎大学の場合はそのような特定した書き方になっていません。
確かに,長崎大学は国の意中の候補として第一かもしれません。しかし,未だ朝日記事のように『決定』したと書かれてはいないのです。
朝日新聞は意図的にこのような飛ばしを行ったのか(悪意あり),文章の読解力が無いだけなのか(無能)一体どちらでしょう?《2016-02/11》

15 2月10日は新聞報道で私たち反対住民の間に大激震が走りました。朝日新聞が次のように伝えていたからです。
『エボラウイルスなど危険な病原体を扱える「BSL4施設Jを長崎大に設置するため、政府は、間係省庁や地元自治体などで構成する協議会を発足させることを決めた。』
ところが落ち着いて閣議決定のホームページをよく調べてみると,次のように書いてあるだけでした。
『BSL4施設(高度安全試験施設)を中核とした感染症研究拠点の形成について、長崎大学の検討・調整状況等も踏まえつつ必要な支援を行うなどにより、我が国の感染症研究機能の強化を図る。』《2016-02/11》

14 根拠資料6:感染症法と関連する厚生労働省令をアップしました。病院で一種病原体等を所持できる期間が定められています。同時に,施設に関する省令規程が孕む問題点を指摘しました。誤り等があればご指摘ください。《2016-02/07》

13 作成中としていた『BSL4施設がなければ治療や退院もできないのか?』の記事が完成しました。これは第1弾です。《2016-02/04》

12 新年になって初めての記事を,⑤根拠資料5としてアップしました。感染症法をマスターしましょうです。『感染症法』という”脅し”で適当なことを言われても正しい判断ができるよう,がんばりましょう。かなりややこしいのは確かです。《2016-02/02》

11 中央官庁へ直訴状(2015-11/16付け)を提出していましたが,このほど,文部科学省から返信がありました!返信の内容はこちらをご覧ください。
少なくとも今後は『地元にそのような意見があること』を踏まえて戴けることが判明しました。当然ながら,『地元のそのような意見』=『坂本キャンパス設置に絶対反対する』ということです。《2015-12/21》

10 つぶやき第7号を承けて,根拠資料:ヒューマンエラーの記事を更新しました。人間のミスにはうっかり系とプレッシャーから来る責任回避のための確信的逸脱行為があるという考察です。ぜひご覧ください。《2015-12/10》

9 従って,例えばウイルスの変異や新しいウイルスの発見による研究内容の変更を懸念する声に対しての定番の回答(例えば有識者会議における説明資料page22),『長崎大学としては、・・・厳格な学内手続を経るとともに、地域住民に情報を公開し、理解を得ながら進めることとしています』などをそのまま受け取って,安心してはならないのです。いったん施設ができたら,市民の監視など何の役にも立たないことをしっかり頭に入れておきましょう。長崎大学が上から目線で住民の信頼を蔑ろにしてきたツケはこういう所で払うことになります。長崎大学がいつの日か,化血研不祥事の第三者委員会報告書に書かれた指摘を受けないとも限らないのです。
ところで,化血研には長崎出張所というのがあって,その所在地は長崎市扇町です。ひょっとしたら想像以上に両者は緊密な間柄なのでしょうか?(この項終わり)《2015-12/10》

8 ところでこの化血研ですが,なぜここに詳しく書くかというと,長崎大学とも深い関連があるからなのです。たとえば共同で進めているBSL4プロジェクトはすぐに発見できます。
 BSL4施設設置計画の説明資料
 文部科学省委託プロジェクト
7に書いたように,学術研究といえども市民は研究者や研究組織に対しては性悪説で対峙しなければなりません。STAP細胞を巡る理研の不祥事は未だに記憶に新しい騒動ですし,研究者の功名心や競争意識,国立大学も例外でない研究組織の生き残り競争,コスト削減の圧力,など学術研究分野にも厳しいプレッシャが襲い掛かるのです。万一の事故はそのような強迫観念から起こることも多いのです。つい最近のマンション基礎打ちデータ改ざん事件などもこの流れで起こった不祥事と言えます。(9に続く)《2015-12/10》

7 この第三者委員会報告書は高く評価できるものであり,末尾の総評には数々の名言が書かれています。これらはいずれも組織における不法行為を根絶することがいかに困難かを物語るものでもあります。ヒューマンエラーの隠れた原因となるので,根拠資料1:ヒューマンエラーについての記事に書き加えることにしました。
◎本委員会が本件不整合や隠ぺいの調査を通じて問題の根幹として感じたのは、化血研における「研究者のおごり」「違法行為による呪縛」である。
◎自分たちは血漿分画製剤の専門家であり、当局よりも血漿分画製剤のことを良く知っている。」、「製造方法を改善しているのだから、当局を少々ごまかしても、大きな問題はない。」という「研究者としてのおごり」が本件不整合や隠ぺいの原因となった。
一度開始された不整合や隠ぺい工作を当局に知られることなく中止することは極めて困難であり、化血研の役職員は、先人達が始めた不整合や隠ぺいを当局に報告する勇気もなく、それらを改善する方策も見つからず、先人達の違法行為に呪縛されて、自らも違法行為を行うという悪循環に陥っていた。
◎違法行為が発覚することによる化血研の経営への影響や先人達との人間関係を考えれば、当局に違法行為を報告することを躊躇する心情が生ずることは想像に難くない。
(8に続く)《2015-12/10》

化学及血清療法研究所(現在,化血研というのが正式名称と思われます)というのがあります。この組織は一般財団法人ということですが,最近,いくつかの長期間に亘る不正行為を行ってきたことが明らかになって,批判的ニュースが流れています。例えば次をご覧ください。
血液製剤を不正製造、記録も偽装 化血研、20年以上
血液製剤やワクチンを製造する「化学及血清療法研究所」(化血研・熊本市)が、20年以上前から国に承認された内容と異なる方法で血液製剤をつくっていたことが明らかになり、厚生労働省は処分を検討している。化血研は発覚を免れるため、製造記録の偽造もしていた。 化血研は原因調査などをする第三者委員会を設置しており、近く報告書をまとめる。厚労省は報告書をみたうえで、処分を決める。
第三者委員会報告はこちらにあります。(7に続く)《2015-12/10》

5 銭座町連合自治会で,これまで13自治会が共同で反対声明を出しておられましたが,このたび2自治会が新たに反対声明に加わり,銭座町連合自治会で反対声明を出したのは15自治会となりました!その他の5自治会と併せて,BSL4施設設置に反対する自治会は全部で20自治会を数えることとなりました。銭座町連合傘下の自治会は全部で21自治会ということですので,反対自治会の数はすでに71%を超えています。(詳細は②. 銭座校区13自治会が反対の合同声明文発表)《2015-12/08》

4 長崎県大村市には長崎県の施設である「大村ハイテクパーク」があります。そしてその中にはBSL3施設もあるのです。
長崎大学の感染症研究拠点構想は,この大村ハイテクパークのBSL3施設をコアにした構想に変更したらいかがですか?
その場合,さらに熱帯医学研究所もそこに移転して一大拠点を作る構想を提案します。
大村ハイテクパーク内であれば住宅密集地ではないし,可能な範囲で造成地拡大を行うこともできるでしょう。そうすれば少なくとも浦上地区住民の反対はなくなるでしょう。(ただし,大村市民の十分な理解が得られることが大前提です。)
白紙撤回の会としてはアフリカ現地で,国際協力の下で研究を進めるべきだと思いますが,片峰学長がどうしても拠点構想をお捨てにならない限りは,浦上地区は建設不可能ですので,現実的には大村ハイテクパークへの変更しか考えられないでしょう。
研究者が感染事故を起こしたらどうする,ですって?そうそう,それが医学部病院が近い坂本キャンパスに固執しておられる大きな理由の一つでしたね。
そう言う場合のために,ハイテクパークの中にも一種指定医療病床と同等の病床を作っておくのが常識というものです。《2015-12/01》
誤解の無いよう,念のため繰り返し書いておきますが,白紙撤回を求める会としては大村ハイテクパークにBSL4施設を建設するとしても建設反対に変わりはありません。理由はブログ全体に書いていますが,特に③-2BSL4施設の必要性の意味をご覧ください。あくまでも住宅密集地を避けるために大学への計画変更のヒントを差し上げただけに過ぎません。《2015-12/08》

3 長崎大学と長崎市と長崎県の三者が締結した基本協定【感染症研究拠点整備に関する基本協定(写)(平成27年6月17日)】というものがあります。協定によると,世界に貢献できる研究拠点が構想されています。ところが,長崎大学自らが公言されるように,感染症研究は感染症研究者だけでやれるものではありません。
あの狭い坂本キャンパスで,医学部や医歯薬総合研究科を抱えながら,世界に貢献できる研究拠点が果たしてできるものでしょうか?面積的に言ってもなんとも貧弱なものしか出来上がらないでしょう。どうせ作るなら,神戸医療産業都市構想のような雄大な構想を描いてほしいものです。
他の分野の研究者は遠くの町にいても,通信手段が発達しているので支障はないのでしょうか?それならば研究拠点自体も坂本キャンパスにある必要はないではありませんか。でも面積的にも広い場所があるでしょうか?それがあるのです。次にそれを考えてみます。(4に続く)《2015-12/01》

2 もし坂本キャンパスにBSL4施設が設置されたら,平穏な浦上地区は,テロに対する物々しい警戒で,常にピリピリする状態になるでしょうね。
そんな覚悟はしたくありませんよ。設置推進グループの皆さまへ。《2015-11/30》

【記念すべき第1号】
WHOの2006年版マニュアルを発見しました。これには国立感染研翻訳の日本語版もあります。WHOの原点文書類に追加しておきます。
この文書の序文にいきなり次の文言があります。
『2003~2004年のシンガポール、台北、北京における実験室内SARS-CoV感染が経済にもたらした影響や科学的関心は・・・』
つまり,未だ記憶にはっきりと残っているあの脅威のSARSは,実は実験室感染から始まったもののようです。我が国では当時このように報道されたでしょうか?筆者には記憶がありません。(報道されたのなら訂正します。)《2015-11/30》

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by nakamatachi3 | 2015-11-30 00:51 | Comments(0)

 

① 長崎大学への抗議文書2015-09/03
  住民と行政に無断で予算要求したことに対して,大学に抗議文書を送りました。

② 長崎市長への要望書2015-09/03
  住民の理解が大前提と考えておられる長崎市長へも,計画変更を助言するよう要望書を送りました。

③ 長崎大学による反論文書 2015-10/18
   長崎大学は10月6日付で①の抗議文書に対する反論文書を回答してきました。

④ 長崎大学の反論文書に対する批判1 2015-10/20
   まず反論全体に満ちている矛盾について指摘しました。ご覧ください。

⑤ 長崎大学の反論文書に対する批判2 2015-10/26
   長崎大学は160年の歴史を御旗に掲げ,反論してきました。しかし,栄光ある歴史を汚すのは一体どちらでしょうか?

⑥ 長崎大学の反論文書に対する批判3 2015-11/12
   長崎大学は坂本設置とは無関係な安全性の議論のためだと嘯いています。しかし,設置場所を考慮しない安全性の議論が成り立つでしょうか?

⑦ 長崎大学の反論文書に対する批判4 2015-11/27
   長崎大学は『備えあれば憂いなし』という因果関係の不明瞭な言辞で,『迷惑施設』をごまかしています。科学者集団の論理というのですからしっかり参考にしましょう。

⑧ 長崎大学の反論文書に対する批判5 2015-11/28
   長崎大学の反論ははぐらかしの高等戦術です。じっくり学んでください。

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by nakamatachi3 | 2015-11-28 21:04 | Comments(0)

ここでは言ってもいないことも引き合いに出して反論し,肝心の抗議をはぐらかす,長崎大学の高等戦術を学びましょう。
そしてこの中では不誠実にも確定診断について同じウソを繰り返しています。すでに大半は長崎大学の大きなウソー確定診断についてーの記事で批判しました。大学の文書には新たな言い回しもあるので重複を厭わず批判します。 

長崎大学の反論文書に対する批判5:確定診断の大ウソ New!


5.項目3について

ここでの大学側の論旨の進め方は次の構成となっています。
①(BSL4施設は確定診断などには不要だという主張に対し)それは明らかな間違いだ
⇒②確定診断は生きたウイルスがいるかどうか調べる検査である
⇒③現在行われている診断検査は迅速診断検査である(確定診断ではない)
⇒④治療経過の確認,特に患者の退院の判断は確定診断で厳密に行われる必要がある
⇒⑤ワクチンや治療薬の開発にBSL4施設が不可欠であることは専門家の間に異論はない
⇒⑥専門家の説明に耳を傾けよ


①明らかな間違いだ?
この項目の冒頭,大学の文書には

『「抗議声明」の中で、「エボラ出血熱の確定診断はBSL-4施設がなくともできる。」、「BSL-4施設はエボラ出血熱の診断・治療には不要だ。」と主張されていますが、これは明らかな間違いです。』

と書かれています。この反論は,私たちが抗議文書

 『国内でBSL-4施設が稼働してないため確定診断を行うことができない,確定診断は海外の機関に検体を送らないといけないなどの虚偽の説明を広言してきました。』

と書いたことに対してのものでしょう。他の部分にはそれらしきものは皆無だからです。
ところで,私たちは「抗議声明」の中で,次のような主張をしているでしょうか?

a.「エボラ出血熱の確定診断はBSL-4施設がなくともできる。」
b.「BSL-4施設はエボラ出血熱の診断・治療には不要だ。」

確かにa.は主張していることになっています。しかしb.についてはここでは主張していません。これらが『明らかな間違い』かどうかはさておき,a.だけでは弱いと思ったのか主張してもいないb.を加えて『明らかな間違いです』と書いたのは,大学がうっかりして頓珍漢な反論をしたのでは無論ありません。大学としては確信的にはぐらかしを行ったのだと思われます。以下の通りです。

それは私たちの「抗議声明」中の
『国内でBSL-4施設が稼働してないため確定診断を行うことができない,確定診断は海外の機関に検体を送らないといけないなどの虚偽の宣伝を繰り返してきました』
という指摘を否定することができないからです。なぜなら未だに『海外の機関に検体を送らないといけない』とHPに堂々と書いていますが,これは明らかに事実に反する記述だからです。従って,虚偽の宣伝ということはさすがに否定のしようの無いことなので,全く別の主張を並べて,
『明らかな間違いです』
という否定文に構成したというわけです。これによって,抗議声明中の指摘を否定したかのように印象付けることができるからです。このような巧妙な高等論法を用いる人たちなのです。このような方々が,自分たち専門家の説明に耳を傾けよと仰るのです。

さて,これら2つの主張は,しかし他の場所では私たちは確かに主張しました。そして,それらの主張は『間違いではない』ことの論証は長崎大学の大きなウソー確定診断についてーですでに行っているのでここでは繰り返しません。そして新たな根拠をここで追加しましょう(批判4で述べたことですが・・・)

昨年,エボラの感染疑い例が9例も出ましたが,いずれも陰性と診断されました。ところで,長崎大学はこの陰性診断を「確定診断ではない」と言いたいようです。しかしよく考えましょう。もし確定診断でないとしたら,海外へ送るなりして『確定』させる必要があるはずです。陰性だから不要?それはあり得ません。

本当は陽性なのに陰性だと誤診断することと,本当は陰性なのに陽性だと誤診断することと,一体どちらが危険か考えてみましょう。明らかに前者ですね。つまり,前者の誤診断だと大変な事態が出来する危険があるのだから,もしそれが確定診断でないのなら念のために本当に陰性なのかを「確定」しなければならないはずです。
しかし,海外に送って確定することなく,「陰性」で終わった,のです。これを逆に言えば,その診断で陰性だと『確定』し,それで決着したからにほかなりません。それで安心できたのです。なぜなら,すでに書いたようにその診断で使われたRT-PCR法は立派な確定診断法(の一つ)だからです。

ということは,『それは明らかな間違いだ』とする大学が二重の意味で(答をはぐらかしたことに加えて)意識的に虚偽の情報を流した=嘘を吐いたことになるではありませんか!
この件についてはさらに④で批判します。


②確定診断とは生きたウイルスがいるかどうかを調べる検査?
さて「明らかな間違い」というその根拠として挙げた理由ですが,a.の抗議を否定するためのそれがまた墓穴を掘るものでしかないのです。その根拠らしきものは直接には見当たらず,やや間接的に次のように続けます。
「確定診断は感染性のある”生きた”ウイルスがいるかどうかを調べる検査である」
はて?これが「明らかな間違い」の根拠になるでしょうか?「生きたウイルスがいるかどうか調べた結果」,「もしいなかったら?」その診断は何と呼ぶのでしょう?まさか,陽性だった時だけを確定診断と呼ぶのですか?
あるいは陽性でも,ウイルスが不活化されていたらそれは確定診断と呼ばないのですか?

実は『確定診断』という言葉自体,ほとんど一般名詞の意味でしかなく,「生きたウイルスがいるかどうかを調べる検査」などという定義はどこにも見当たりません。特定の病気ごとに『確定診断』という意味を『確定』しているのが実情だと思われます。一類感染症については,『確定診断』の方法が国立感染研のマニュアルで定められています。何度も繰り返しますが,RT-PCR法はそこで認められた立派な確定診断法(の一つ)なのです。



③今国内で行われているのは迅速診断法であって,確定診断ではない?
これも真っ赤な嘘であることは上の説明から明らかでしょう。国立感染研で行われている検査は立派に確定診断法であって,単なる迅速診断法ではありません。一方,安田教授の方法は確かに単なる迅速診断法であり,確定診断法と認められてはいません。



④治療の確認,退院の判断に確定診断が必要?
治療の効き目を確認するのにBSL4施設が必要というのは,設置推進グループが以前から主張していましたが,患者が回復した時の「退院の判断」さえBSL4施設がないとできないというのは比較的新しい主張です。しかし,長崎大学の大きなウソー確定診断についてーに書いたように,いずれもBSL4施設がなくても可能だし,しかもその方が早いのです。

ここで改めて強調するとすれば次のことです。もし目の前のエボラ患者の治療に対して,BSL4施設が不可欠のものであるとすればどうなるでしょう。エボラ患者を収容できる全国の感染症指定医療機関は第一種と特定を併せて49機関ありますが,そのすべてに対してBSL4施設が必要と言うことになります。
ということは,すべての感染症指定医療機関がエボラ患者の治療を行うためには
,BSL4施設を49カ所も作らないといけないことになるのです。そんな馬鹿なことはあり得ませんが,そのようなことを大学は主張していることになるのです。


⑤ワクチンや治療法の開発に不可欠?
これは何を言いたいのかあいまいですが,もし一般的なことを言いたいのなら,私たちは全然否定してはいません。最初っからちゃんとワクチンや治療法の開発の研究にはBSL4施設が必要なことを認めています。だから,この反論はそういうことではないのでしょう。では何を言いたいのでしょう?

それは,BSL4施設があれば,エボラ患者が現れた時に,ワクチン開発や治療法を試行錯誤的に試すことができるではないか,という主張だと思われます。
(安田教授は良順会館における地域説明会において質問に対してそのような回答をしました)
しかしながら,目の前にエボラ患者が現れたとして,それからワクチンや治療法を全力を傾けて開発できるものでしょうか?
(安田教授はその質問回答に対して,「あなたのお子さんがもしエボラに感染したら何でも試してみたくなるでしょう?」と逆質問を返していました。自分の子供以外でも本気になってください,それも今のうちに!安田教授!)

それができるくらいなら何の苦労もないでしょう。なんなら今のうちに現地に行ってさっさと開発すればいいことです。それが簡単に行かないから苦心しているのではないのですか?目の前にエボラ患者が現れたら突然,治療法がひらめくとでも言いたいのですか?
ならば,坂本キャンパスではなく,今のうちに現地に行ってワクチンを開発してください。



⑥専門家の説明に耳を傾けよ?
だから,最後のこのフレーズは空しい呼びかけです。残念ながら,今の情況では信頼できません。この信頼できないという負の財産は,あなた方が研究内容は学内委員会でしっかり審査します,と言っても信用されない,ということにつながるのです。


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by nakamatachi3 | 2015-11-28 18:28 | Comments(0)


反論文書の項目2の批判に移ります。大学は『備えあれば憂いなし!』という不遜な言葉を吐いています。

長崎大学の反論文書に対する批判4:「備えあればリスクあり」 New!


4.項目2について 

ここでの大学側の論旨の進め方は次の構成となっています。
①「BSL4施設は迷惑施設なのか?
⇒②エボラの国内での疑い9例発生
⇒③すべて陰性だった。が,
⇒④長崎市にも年間30万人超の外国人
⑤「備えあれば憂いなし」
⇒⑥応援してくれる声もある
⇒⑦国際的な感染症と長崎市の未来を一緒に考えよう


さて,この論旨の進め方にも例のごとく論理の大きな飛躍と矛盾と巧妙なゴマカシが含まれています。それを抜き出してみます。


①迷惑施設について
・私たちがBSL4施設を「迷惑施設」と呼んだことへの反発ですが,それを否定するために遠回りをしなければならなかったというわけです。「迷惑施設」を否定するために「施設の有用性」を主張しようとしたのですが,それは当然ながら無理です。それについては後述しますが,ここでは我々がBSL4施設を『迷惑施設』と呼んだことが適切だったことを書きます。
迷惑施設とは何か,まずはここをじっくりとご覧ください(迷惑施設とは)。いろいろな記述の後に,次の文章があります。

NIMBY問題の論点

これらの施設は、いずれも「近くにあると、地域と住民に利益を与えず、損害を与える」と考えられがちである点が共通している。例えば、発電所は多少距離が離れても電気の供給を受けることができ、遠近によって電気供給に大きな差が生じるわけではない。しかし、遠くにあっても損失を被らない施設と考えられ、爆発事故の危険性を孕んでいるからこそ、近隣への建設を積極的に容認する必要性に乏しく、反対の住民運動が起こる原因となる。こういった理由から起こる反対運動については、これに同調し、施設の建設主体である政府や企業を非難するような主張がなされることも多いが、「『自分だけ損害を被らなければよい』とする『住民エゴ』である」として、反対運動自体が批判の対象となることもある。


上記引用文の特に2カ所の下線部にご注目ください。迷惑施設とは「近くにあると、地域と住民に利益を与えず、損害を与え」,「近隣への建設を積極的に容認する必要性に乏しいもの」ということができるでしょう。これについてはまさにぴったり当てはまるのが,BSL4施設です。

その一方,迷惑施設と紛らわしいものに,「自分だけ損害を被らなければ良い」とする「住民エゴ」に陥りやすいものがあります。しかし,長崎大学が坂本キャンパスに設置計画しているBSL4施設についてはこれには当てはまりません。
住宅密集地にこのような施設を造ることは坂本キャンパスだけではなく,いかなる住宅密集地においても論外の非常識なことだからです。核廃棄物処理場を想像してください。如何に国にとって必要なものであっても,住宅密集地に造ることは論外の非常識なこととすぐ分かるでしょう。BSL4施設も本質的に変わりません。

しかもそれは長崎大学の都合,思いつき,不遜な功名心,それだけで坂本キャンパス設置が計画されたのです。住民としてはいわば通り魔に遭遇するような運の悪さがそこに感じられます。そのような物を受忍する責任も義理もいわれも住民には全くありません。
以上が,BSL4施設を『迷惑施設』と断じた理由です。
なお,住民エゴについて考察した記事もご覧ください(設置反対は地域エゴ・住民エゴではありません)。



②~③エボラの疑い例が生じたからといって,坂本キャンパスにBSL4施設が必要とはならない
長崎大学は「国内でも感染疑い例が出たこと」と「長崎に来る外国人観光客が30万人超もいる」ということで,BSL4施設が長崎市にあれば安心,という印象操作を行おうとしています。ところがここに飛躍と矛盾があります。

まず大事な点は,「BSL4施設が国内になかったのに,国内の感染疑いはすべて陰性だったと確定した」ということです。
つまり,BSL4施設がないのにエボラの疑いを晴らすことができたのです。ということは,「BSL4施設は要らなかった」ということ,「BSL4施設の有用性」を否定することになっていることに気が付きましょう。(次の項目3で,確定診断のウソが出てきますが,ここでも少し触れると,陰性を陽性と間違うより,陽性を陰性と間違う方が大変,ということです。その重要な責任をBSL4施設無しで立派に果たすことができたのです。)


④長崎には外国人観光客が・・・科学者集団?の地上げ屋論理

長崎には外国人観光客が年間30万人?これは本当に心理的な印象操作のための言い草に過ぎません。そんなことをエボラが長崎に侵襲する可能性の重要な根拠に据えている長崎大学(の現執行部)とは一体何でしょう?この理屈は,科学者集団の理屈としてとても恥ずかしいものです。

外国人観光客数は,日本全体で言えば本年は9月末の時点で1500万人弱です。長崎のそれは2%以下です。(平成25年のデータで言えば,長崎への国際クルーズ観光船からは5万人ですが,日本全体では1000万人になります。)
もし外国人観光客の来訪でエボラの脅威が高まるのなら,それこそ成田,関空,羽田,京都・・・そっちの方が確率ははるかに高いではありませんか。それこそ,エボラの脅威から日本を守るためには,長崎などではなく,成田,関空,羽田,京都・・・の近くに造るのがベストということになります。

長崎大学の推進グループによる身勝手な論理は実に不思議なものです。まるでBSL4施設があればエボラウイルスは長崎市を襲わないかのようです。しかも,あっても目の前の患者の治療には何の役にも立たないというのに。

たとえば,エボラが確率の高い東京から侵襲したとしましょう。ところが,そこには子供を始め大切な人がいるわけです。長崎市民は長崎だけが安全ならそれで良いというのではありません。全国どこでも大切な人は居るのです。日本全体で考えなければならない問題なのに,長崎市民にだけ大丈夫ですよ,とささやいても市民が喜ぶはずはありません。実に不思議な論理です。



⑤備えはエボラの棲息地


長崎大学の設置推進グループは「備えあれば憂いなし」と宣います。実にいやな気分のする不誠実な言葉ですが,私たちは次のように言います。
 ○「備えはエボラの棲息地」(備えとされる施設にはエボラウイルスが棲みつくのです)
 ○「備えの所為で憂い湧く」
 ○
「備えあればリスクあり」
まったく,住民目線が感じられません。


⑥応援してる人のBSL4必要論を聞かせてください


BSL4施設の坂本キャンパス設置に応援してくれる声もあるそうです。一体,どこのどなたが仰っているのですか?
自分のことしか考えない研究者か長崎大学の印象操作によって騙されている人か,自分の利益を見込んでいる人か,そうでなければ,きっと自分の家から遠く離れた人なのでしょう。その人のBSL4必要論を具体的に聞かせてください。


⑦国際的な感染症と長崎市の未来を一緒に考える?

BSL4施設というものは,中央官庁の直訴状の中にも書いたように「100%安全というものにはできない」施設です。すると万一の危険が生じるかもしれないのです。すると,万一の時に被害が及ぶことを覚悟せろということになるではありませんか! すると,結局は設置場所がどこであろうと,設置場所周辺の住民は長崎大学のエゴ的発展のために,万一の時には犠牲になれということに等しいのです。

この⑦のフレーズには一言だけ言っておきましょう。坂本キャンパス周辺の浦上地区住民は,長崎大学の研究施設なんかの犠牲になるつもりは全くありません。未来を一緒に考えるよりも,犠牲になる住民がいない土地に建設することを求めます。



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by nakamatachi3 | 2015-11-27 07:04 | Comments(0)



5月以来の記者会見を行いました 2015-11-17
 
中央官庁への直訴状発送を受けて,二度目の記者会見を行いました。これに先立ち,長崎市へも直訴状発送の事実を報告しました。
記者会見の内容は,長崎大学のBSL4施設設置計画について,中央官庁に設置を認めないよう要請する直訴状を送ったことがメインです。
その他,同じ連合自治会内で反対決議の自治会が連絡会を作ったこと,およびまだ公式発表する機会がなかった山里中央自治会と家野町自治会の意見調査結果を公式にお伝えすることも目的に含まれます。


記者会見要旨

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記者会見アピール文
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根拠資料
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資料1:アンケート集計結果
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by nakamatachi3 | 2015-11-26 07:13 | Comments(0)


①直訴状の詳細 2015-11/18
 直訴に至る経緯とその内容について詳しく書いています。

②文部科学省からの回答 2015-12/21
 文部科学省からの回答が届きました。わずか5行の簡単な文章ですが,その中に重要な文言が含まれており,私たちはそこに大いに期待したい所です。

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by nakamatachi3 | 2015-11-21 13:21 | Comments(0)


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New!

40 さて,どんなウイルスが長崎にお目見えするかは後の楽しみとして,私たちはWHOおよびそれを形だけ承けたような感染症法で,なぜ『実験室からの排気を循環使用してはならない』と決めてあるのかをしっかりと理解する必要があります。
それは実際に実験室内の空気が漏れて,実験室は2階だったのに3階の研究室にいた研究者が被害を受けた事件が実際にあったからです。2階の実験室は天然痘ウイルスの研究,3階にいた研究者は天然痘になって死亡しました。1978年のことです。この不幸な研究者,ジャネット・パーカーさん(女性)は天然痘による最後の死亡者として残念な名を歴史に残すことになりました。その記録を,現在バイオ関連事故例に追加記載途中です。
要するに,BSL4施設がバイオセイフティレベル4として整備されていく過程で,そのような事故の教訓を取り入れて行ったのです。この教訓とは,排気中に含まれるかもれしない病原体を避ける方法,すなわち『循環使用しないこと』となって活かされたわけです。
ではもうレベル4で完璧になったのか?その答は読者皆様ご自身で考えてください。
そもそも『循環使用できないもの』は外部に放出するしかありませんが,そのようなものをどこにでもまき散らしていいでしょうか?もちろん,ダメですね。実験室内がダメなら外部もダメです。そういう場合,唯一の道は『距離を取ること』です。WHOの指針もそのような精神で作られていなければ,何の意味もありません。このように『住宅密集地に造らない事』というのはごくごく当たり前の常識なのです。
『公害物質』,『公害企業』というレッテルも以上のような思いで奉ったものです。少しは許して戴きたいと願っています。《2016-04/09》

39 つぶやき36と37で,バイオ施設から出る病原体を『公害物質』,それを運営する大学を『公害企業』と喩えました。読者によってはそういう意地悪な表現に不快感を感じる方もおられましょう。いくら保育園落ちた!のママの叫びと同じだ,といっても理解して戴ける方と,戴けない方がおられることは承知しています。
それに,エボラウイルスはそもそも空中に浮遊するようなものではない,という大学の説明を聞いた方もおられるかもしれません。
そのような方は,いったん施設ができたら,どんなものが坂本キャンパスの中で棲息することになるか,誰にもわからない事を胸に刻んでいただきたい。誰にも,ということにはたとえ片峰学長ご本人,森田所長ご本人だって含まれるのです。(ひょっとしたら予想はついているかもしれませんが)。
ということは,飛沫感染の恐れ,空気感染の恐れのあるウイルスだって,いつ持ち込まれないとも限らないのです。こういうものに対して研究倫理委員会等で歯止めをかけるなど夢物語です。なれ合いと秘密合法化という奥の手があるので,残念ながらいったん施設ができてしまうといずれは何でもできてしまうことを住民は覚悟しなければなりません。《2016-04/09》

38 片峰学長は,3月30日の要求書手渡しの時,私たちが要求した『設置場所を住宅密集地以外に変更してください』というお願いに対し,次のようにお答えになりました。
『今から設置場所を検討し直すと,ゼロからやり直しになる(従って,それはできない)』
このお言葉は大きな意味を持っています。片峰学長は,初めっから,坂本キャンパス以外への設置は毛頭考えておられなかったこと,言い換えると,坂本キャンパス設置ありき』であった,ということが図らずも露見したことになります。
このことは,有識者会議はもとより,長崎市や県が発して来られた『坂本設置ありきで進むべきではない』という当然の要請が片峰学長の頭の中を(心の中を)素通りしていたということでもあります。片峰学長の誠実さというものを改めて思い知ることができるエピソードでした。《2016-04/07》

37 『公害企業』の定義を書いておく必要があるでしょう。まず『公害』と表現したのは,動物実験や排気・排液,または人間そのものから漏れ出す病原体そのものが,環境基本法で言う『公害物質』に当たると考えられるからです。しかし,肝心の『環境基本法』には,病原体そのものについての規定はありません。法的整備が全然できていないことの一例です。
また,『企業』という表現には,自己の業績(とか名誉欲のようなもの)のためには住民や環境のことは度外視する態度,しかもその実現のためには住民(というより社会)を騙すことも厭わない姿勢に対する批判を込めました。もちろん,悪徳産廃業者や公害垂れ流し企業をイメージした表現であって,大多数の真面目な『企業』を指すものではありません。
さらに『騙すこと』の表現は,『反対住民の手の届かない所で”地域住民も結局は設置に同意してくれた”などの偽の既定事実を積み重ねるやり方』に対して奉りました。
これらによって,長崎大学は『学問の府』たるべき大学とは全く異なる存在となりますので,以上のようなはしたない表現もお許しください。”保育園落ちた!”のママの叫びと同じです。《2016-04/07》

36 片峰学長の指揮の下,長崎大学はどうしても『公害企業』への道をまっしぐらに突き進んで行きたいようです。4月1日付て,長崎大学における感染症研究拠点整備に関する地域連絡協議会の設置を悪びれもせず公表しました。私たちが最初にこのことに気が付いたのは2日の夕方でしたが,住民多数の声を無視しての猛進ぶりに,怒りより先にこれはエイプリルフールではないのか?と呆れてしまったというのが正直なところです。
週明けの去る4日に,長崎市の担当者に経緯をお聞きしましたが,長崎市と県も了解済みの事でした。これだと地域連絡協議会の規約が三者協議会の表の議論ではなく,事務的な摺合せで合意されたことになります。
とはいえ,第6回の三者協議会で提案された内容よりはかなり理念的に修正されたものとなったのは確かです。しかし,相変わらず,地域住民の意見の多少を反映できる仕組みとはなっていません。
しかも,この連絡協議会の目的,第3条の第1項,『長崎大学による感染症研究拠点整備に関する安全・安心の確保に関すること 』があるため,この地域協議会において安全神話の説明をすれば,すんなり受け入れられる可能性が高く,よって,施設は『安全・安心』だとお墨付きが与えられてしまう危険性が大です。私たち住民は,このようなやり方の無効性を訴えて行きます。
具体的には別記事で批判しますが,ここではひと言,警告をさせていただきます。
『長崎大学は片峰学長たった一代で”公害まき散らし企業”に落ちぶれてしまいますよ』
と。(このようなはしたない表現をお許しください。”保育園落ちた!”のママの叫びと同じなのですから。)《2016-04/06》

35 3月30日(水)の要求書手渡しの際に,住民の生の声を付録として片峰学長に届けました。それらは主に住民意見調査の時に書かれたコメント群です。片峰学長の心に届け!反対住民の生の声!をご覧ください。どうか片峰学長の心に届きますように!<(_ _)>《2016-04/02》

34 3月30日(水)に,長崎大学と片峰学長宛に,『BSL4施設の坂本設置計画の即時中止要求書』を手渡した行動の全記録を,坂本設置計画の即時中止要求書を手渡す行動の記録で記事にしました。大学本部に集まった住民は60人となりました。これは予想の2倍近くの数です。住民が学長と直接対峙するのは初めてで,会見全体は大成功だったと思われます。詳細は少しずつ記事にしていきます。《2016-04/01》

33 3月30日(水)に,長崎大学と片峰学長宛に,『BSL4施設の坂本設置計画の即時中止要求書』を手渡す行動を起こします。そのお知らせ記事を長崎大学への坂本設置計画即時中止要求書の手渡し行動の記事に書きました。ぜひご覧ください。坂本キャンパスのような住宅密集地へ設置すべきではないとお考えの方はお出かけください。《2016-03/28》

32 昨22日,長崎大学は第6回三者協議会を開催しました。議題はただ一つ,第5回の最後に提議した暴走議題,『坂本地区における感染症研究拠点整備に関する地域連絡会』の継続審議です。連絡会のタイトルに『坂本地区』を付けるなど,本当に,かつての地上げ屋も顔負けの図々しい暴走行為です(このような表現をお許しください。保育園落ちた!のママの叫びと同じです)。長崎市の出席者からは何度も異議を出されていました。しかし,あいまいなまま,設置に関する議論の舞台をこの御用組織となる『連絡会』に移す魂胆です。
取り敢えず速報しておきますが,後ほど詳しく批判します。住民を出し抜こうとする姿勢は,まったく大学とは思えません。《2016-03/23》

31 『基本計画案をめぐる報道の記録』をアップしました。《2016-03/21》

30 第6回の三者協議会を3月22日に開催することが,3月15日に大学のHPに掲載されました。しかし,その時点ではまだ第5回の議事録も公開されていませんでした。これはかなり異例の事ではないかと思います。その後18日になって,第5回の議事録が公開されました。そこで近々,第5回三者協議会の記録を記事にアップします。
 ところで,問題は第6回の中身です。16日に大学や行政や報道関係に打診して予定議題を聞きだしました。それによると,大学は第5回における最終議題であった『BSL4施設設置連絡協議会(仮称)のイメージ』を再び提議するようです。
 この議題についてはすでに当ブログでは第5回三者協議会における長崎大学推進派の暴走の記事で批判しました。その中には長崎市の出席者から釘を刺されたことも書いています。(どのような釘であったか,議事録がようやく出たことで検証できます。)
 そういう暴走批判もなんのその,今回はどのように姿を変えて現れるかわかりませんが,どうしてもこのような形(御用組織を形成・利用して設置のお墨付きをもぎ取る)で設置へ暴走するつもりのようです。私たちはあらゆる合法的手段を取ってこれに対抗していきます。(つぶやきの28と29の通りです。)《2016-03/20》

29 【大津地裁続き】 これをBSL4施設を筆頭とするバイオ研究施設に当てはめてみましょう。このほうは原発における『規制基準』に当たるものが全く無い状態です。すると,安全に関してだれも審査をする人は居ないのです。
  もしそのような状態でBSL4施設の設置を住宅密集地に設置を強行したとしましょう。すると住民は必ず稼 働差 し止めの訴えを起こします。すると裁判では, 大学がいくら安全を説明しても,基準さえないのですから安全の説明責任をどうやって果たせるのでしょう?
 説明が覚束ない施設では稼働差し止めの決定が下される可能性は非常に高いと思われます。何と言っても福島の原発事故で,安全神話が崩壊した事実を国民も裁判官もしっかりと学習したのですから。
 施設がいったんできたら,あとは住民も黙るだろうとお考えではないですか?住民に支えられない施設は脆いものです。国はそのようなリスク(稼働できないリスク)を抱えた施設を造らせないで戴きたいものです。本当に税金の無駄になりますから。
 このことに関してはさらに詳細に判決文を分析し,改めて新記事を立てて考察したいと思います。《2016-03/11》

28 【大津地裁の高浜原発運転差し止め仮処分決定に関して】 一昨日の3月9日,大津地裁は再稼働して間もない関西電力高浜原発の運転差し止めの仮処分申請を認める判決を下しました。注目されるのはその判決理由です。BSL4施設の建設・稼働と大いに関係あると思いますので,考察結果を速報します。(あとで判決文を詳細に分析した記事を立ち上げようと思っています。)
 ざっと分析した結果ですが,判決文は新規制基準の不十分さを指摘しています。その不十分さの指摘はいくつも詳細になされ,福島原発事故の教訓が全く活かされていないと難じているのです。
 つまり判決の構造は次のようになっています。

 新規制基準ができた(規制基準が無ければどうしようもない)⇒しかし,新規制基準は不十分⇒従って,新規制基準には確かに合格とされたが,それをそのまま安全とは認定できない⇒関西電力は独自になおさらなる安全確保の義務がある⇒安全に関する説明を尽くしていない⇒そういうものの稼働は安全とはいえない⇒運転差し止め申請を認める《2016-03/11》

27 本日7日の朝のテレビで,ちょっと考えられない事故を報道していました。鉄製の高い街灯が突然倒れ,かわいそうに女の子が両手の指に重傷を負ったという事件です。
 なぜ街灯が倒れたのかといえば,鉄柱の根元が腐食して,女の子が寄りかかる重みに耐えきれずに折れてしまったということでした。ところで問題なのは,その腐食の原因です。なんと,散歩に来る多くの犬君たちがひっかけるあの行為,マーキングが原因である可能性が高いということでした。
 これを見ていて思ったことは,そのような原因でこのような事故が起こり得ると,一体誰が想像できただろうか?ということでした。これからはその対策も施されるに違いありませんが,被害の女の子にとっては遅すぎました。
 巨大技術も必ずこの種のことが起こり得ます。想定外のことは想定できません。最良の対策は,もし可能なら万一のことが起こっても被害が最小限となるような場所に建てることです。街灯の場合はその性質上,同じ生活空間に存在しなければ意味がありませんが,BSL4施設の場合は場所を住宅地から隔絶することが可能です。それが随一の安全対策なのです。《2016-03/07》

26 片峰学長の記者会見についての記事をアップしました。朝日新聞の報道を基にした記事です。朝日新聞の記事そのものにも問題があったことを指摘しました。《2016-03/07》

25 第5回三者協議会における長崎大学推進派の暴走 の記事をアップしました。第5回三者協議会で,長崎大学が『設置協議会』なるものを提議したことを批判しました。会議に出席した県や市からも疑義が出されました。《2016-03/04》

24 『感染症研究体制推進プロジェクトにおける長崎大学の位置づけ』の記事に文部科学省からの回答を直接書き込みました。『検討・調整状況等も踏まえつつ』という微妙な言い回しとの対応がよく感じられるようにしました。《2016-03/01》

23 『市民と科学者となかまたち』のメンバーを一新しました。その間の事情やお知らせはここをご覧ください。《2016-03/01》

22 4・5日前から続いていた,記事を編集できない状態がようやく治癒しました。原因はわかりません。症状とは以下のようなことです。外からの読者には見えませんが,すべての記事に【編集|削除】のボタンが付いて,ブログ管理人だけに見えるようになっています。そのボタンが現れないのです。でも今日ログインして見たらまた現れていたという次第です。お騒がせしました。《2016-03/01》

21 新記事感染症研究体制推進プロジェクトにおける長崎大学の位置づけを立ち上げました。BSL4施設は長崎大学に設置することが”決定した”のかどうか,詳しく考察します。《2016-02/22》

過去のつぶやきはつぶやき保管庫1-20でご覧いただけます。

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by nakamatachi3 | 2015-11-20 20:10 | Comments(0)



直訴に至る経緯 New!
 
長崎大学のBSL4施設設置計画について,『住民の理解を得ないで設置することはできない』という趣旨のメッセージは,長崎市や有識者会議,あるいはそれを受けての長崎大学自身でさえ発しています。さらにそればかりではなく,文部科学省もその重要メッセージを発しています。

ところが,問題は長崎大学の不誠実な姿勢と上から目線の態度です。これだけの地元住民の反対にも拘らず,長崎大学は文部科学省に対して,『住民の反対は無視できるほど小さい』などと説明しているかもしれないのです。実際,1年前に長崎大学が長崎市議会へ請願を行った際,その採択を以って市民の理解を得たことにしたい,という相談まで行ったことがわかっています。むろん,それは長崎市の賢明な拒否に遭って,幸いなことに実現はしませんでした。

長崎大学がそのように全く信頼できない相手ですから,私たちは文部科学省には地元住民の考え(多くの地元住民が坂本キャンパス設置に絶対反対であること)が正確には伝わらないのではないか,という非常な危機感を持ちました。
そのため,長崎大学の計画を所管する文部科学省と,国全体の予算を司る財務省に対して,長崎大学の計画には地元住民の多数が反対しているという事実を直接お伝えしなければならない(以下,直訴と呼ぶことにします)と私たちは考え,それを実行に移したのです。

つまり,多数の住民が反対しているという事実の存在内容証明郵便でお伝えすると同時に,反対の理由申立書配達証明付きでお届けする,という直訴を行いました。これにより,長崎大学が地元の反対情況をいかに軽く伝えようとも,中央官庁には正確な情況を理解して戴けるものと期待します。


財務大臣宛て内容証明郵便

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財務大臣宛て理由申立書
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文部科学大臣宛て内容証明郵便
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文部科学大臣宛て理由申立書

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by nakamatachi3 | 2015-11-18 22:36 | Comments(0)


ここでは項目1の部分に関して批判します。

長崎大学の反論に対する批判3:設置場所を考えない安全議論は空論 New!2015-11-12


3.項目1について


まず以下の文章をご覧ください。意味を理解できるでしょうか?

本学は、地域の皆様にBSL-4施設の坂本キャンパス設置をご提案するにあたって、皆様の安全・安心が最優先であることを宣言しており、そのために、安全性の確保に万全を期した検討を行う考えです。今回の要求はまさしくそのためのものであります。」

長崎大学は言います。今回の予算要求は「まさしくそのためのものであります」。
ところが,この文章はほとんど意味不明の文章です。文のつながりからすれば,「そのため」とは,「安全性の確保に万全を期した検討を行うため」となるでしょう。意味不明と言うのは,「安全性の確保に万全を期した検討を行うため」にどうして「予算要求が必要なのか」という点です。

しかし,この言い方は矛盾したものを含んでおり,すでに長崎大学の反論文書に対する批判1 において批判しました。つまり,具体的に出来上がったものについて検討しなければ,安全性の検討は意味がなく,釈明になっていないのです。
たとえば排気塔の位置と風向きとの関係。具体的な場所で議論しないと排気塔の位置さえ決めることができません。そのような議論は空論というほかはありません。
このような空論で世をけむに巻く長崎大学は,まったく誠意がないということをまたしても露呈してしまいました。真の目的は,予算獲得と言う既成事実によって,住民と長崎市にプレッシャを与えるためであることは確実です。
これでは私たちが「長崎市民全体の信頼を踏みにじる行為」と断じるのもやむを得ない事でした。




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by nakamatachi3 | 2015-11-12 07:37 | Comments(0)